|
あれは、今から約○年前でした…
当時私は、某小売業に勤めておりました。 店舗は松山にあり、入社したてのルーキーだった私は、 毎日朝から晩まで、へとへとになるまで働いておりました ある、蒸し暑い夏の日の事でしたが、 いつものように閉店時間をむかえ、 店舗入口のシャッターを降ろし、閉店作業をしていると、 視界の端に、ふと人影が 『あぁ、まだお客様いらっしゃったんだ。しまったなぁ、シャッター確認せずに閉めてしまったよ』 と、思い、 「いらっしゃいませ、こんばんは」 と、いつもの挨拶を投げ掛けました。 しかし、返事はありませんでした。 いえ、それどころか、先程視界に捉えたはずの人影も、むしろ気配さえありませんでした。 『ありゃ?もしかして店長か?』 そう思い、事務所に向かおうとした時でした。 「パタパタパタッ…」 誰かの足音が、 『えっ!?』 今の売り場には、私しかいないはず… 再び、「パタパタパタッ…」 明らかに誰か、いえ、ナニカがいる! 頭でそう考えた瞬間でした 「クスクスッ…」 空耳ではありません、確かに、少女の笑い声がしたのです! しかも、私は振り返りもしていないのに、 彼女が私の背後にいるのがわかりました 何故か、見えるはずも無いのに、 赤い服を着た、黒髪の少女とわかったのです 彼女は、じっと私を見ていました(その時、私は立ったまま金縛り状態だったので、振り返る事も出来なかったのですが、何故かそうわかりました) 5分、いや3分ぐらいだったのかもしれません 時を刻む時計の秒針が、やけに大きな音に聞こえました。 「お〜い、がん君、終わったかい?」 店長が事務所から出て来ると同時に、 金縛りは解け、彼女もいなくなってしまいました 後日、当時の店舗仲間、及び搬入業者さんから聞いたのですが、 あの店舗では、度々そういった体験をする方がおり、 (ある人は階段昇ってる時に、足首を掴まれ、滑り落ちたそうです) 特に夜中に搬入する業者さんの中では、 行きたくないっ!! って位に評判だったそうです。 ちなみに皆さん口を揃えて、女の子だった!、とおっしゃいます 今は、別の業種の方の店舗になっていますが、前の道を通ると、まだ思い出します 金縛りにあっていた時に聞こえた言葉、 「クスクスッ、こっちだよ…」 |
語りべ:ganさん |
| ふっ-。(私は十六本目の蝋燭の火を消した。) みなさんは本当の恐怖を体験したことはありますか? 今回紹介した赤い少女・・・いったい少女になにがあって、このようなことになっているのか・・・ 恐怖体験したのであればぜひ御投稿ください。(投稿はこちら) |
| 戻る |